大雨を降らせた台風11号から1カ月が過ぎました。木橋の修復などは済んでいるため、靴をぬらさずにすべての登山道は歩けます。しかし土砂の堆積や倒木などは残っており、歩きにくい個所は多数あります。
現在特に注意が必要なのは、落石リスクです。13日(木)に落石に関係する救助要請があり、10名を超える山岳救助隊が白石峠方向へ出動しました。
用木沢出合から犬越路にかけてのコースは、特に落石の恐れが気になっています。当面はできるだけ立入らないよう、ご協力をお願いします。
乾いた砂地や岩場に咲くビランジは、秋が近づいていることを教えてくれます。降りてきた登山者は「山頂は寒いくらいだった」と話していました。山の上は少しずつ季節が移り変わっているようです。