1月13日、ビジターセンターを起点に用木沢出合から白石峠を経由して畦ヶ丸を通りビジターセンターへ戻る周回コースを歩いてきました。
当日の気温は高く登りでは汗をかくくらいでしたが、稜線に出ると風が冷たかったので防寒着やウインドブレーカーは必ず持参して山に入って下さい。
用木沢出合から白石峠の登山道は、白石沢を渡る木橋の修復が完了しています。
先日の西丹沢が震源の地震で落石したものか、破断面が新しい岩もありましたので、気温が上がっていく春先の山行の際は落石に気を付けてください。
白石沢から白石峠への道では大理石やホルンフェルスなどの変成岩が多くなり、ビジターセンター周辺の白い沢とは色合いが異なってきます。
1,307mの白石峠から水晶沢ノ頭、シャガグチ丸、バン木ノ頭、モロクボ沢ノ頭を経由して畦ヶ丸に至ります。
この稜線では木の枝に隠れがちになりながらも、富士山はもちろん檜洞丸や蛭ヶ岳、箱根の山々をはじめ御正体山や三ツ峠山、愛鷹山塊から駿河湾が見えました。360°の眺望とはいかないまでも「あの山は何山だろう」と調べながら歩くのが楽しかったです。
稜線歩きをしていると、真砂土の白い道が現れてきて畦ヶ丸に近づいてきていることを感じます。畦ヶ丸避難小屋に到着したらビジターセンターへの下山コースとなります。
今回のコースでは崩落個所や倒木などありませんでした。
ただ、野生動物の痕跡などもありましたので単独登山は避け、経験者と同行することをおすすめします。