2025年11月24日月曜日

【イベント報告】登山ガイドによる「登山で使えるロープワーク」 11月22日

 11月22日(土)に登山ガイドによる「登山で使えるロープワーク」が開催されました。知っているといざというときに役立つ結び方や、スリングの活用方法などを登山ガイドの里見さんにレクチャーしていただきました。

参加者からのリクエストに応じて、講師の里見さんが熱心にレクチャーしている姿が印象的だった今回の教室。午前中はビジターセンター館内にて、午後からは屋外の林内で実践編が行われました。

ロープワーク教室スタートです。

こちらはカラビナ2枚のスワミベルト。

巻き結びの練習。

テキストも確認しながら。

納得がいくまで繰り返し練習します。

午後からは屋外に出て実践編です。

複雑な結び方などを動画に記録できるのも教室のメリット。

みっちりと1日お疲れさまでした。
学んだ技術をこれからの登山で是非活かしてください!


2025年11月21日金曜日

【自然情報】丹沢湖 11月21日

 だんだんと朝の冷え込みが厳しくなってきたので、丹沢湖の方へ行ってみました。

オシドリやマガモが観察できました。オシドリは遠くから静かに撮影していたつもりなんですが、すぐにどこかに飛んで行ってしまいました。

紅葉もピークを過ぎて落葉が始まってきていますので、野鳥の観察がしやすい季節になってきました。


つがいで泳ぐオシドリ


すぐに気づかれ飛び立ちます

仲良く飛び立ちました

どこか遠くへ行きました

仲良く泳いでいたり

喧嘩していたり

すぐに飛んで行ったりと

いろんな姿が見れました

マガモもいました

千代の沢園地展望台からの富士山

拡大した富士山


2025年11月18日火曜日

【イベント報告】地学教室「歩いて学ぼう!丹沢1700万年ドラマ」 11月16日

11月16日(日)に地学教室「歩いて学ぼう!丹沢1700万年ドラマ」が開催されました。毎年人気のこの地学教室。今年も沢山のお申込みやお問い合わせをいただきました。今回は残念ながら参加できなかった方も、また来年の開催も予定していますのでよろしくお願いいたします。

 イベント当日はお天気もよく、丹沢湖周辺の紅葉もちょうど見頃を迎えていました。この地学教室は、西丹沢の各ポイントを講師の須藤さん(神奈川地学会)の解説をまじえながら、参加者の皆さんと一緒に歩き、現地で実際の岩石を見て・触って・採取する。そして採取した岩石で実物岩石図鑑を作成する体験型イベントとなっています。

今回も枕状溶岩をはじめ、丹沢の成り立ちの根拠となる岩石など、参加者の皆さんと一緒に楽しく観察してきました。

また、昨年に引き続き山北町の共催イベントとして、山北町職員の方にも沢山のご協力をいただき、無事に開催することができました。

VCスタッフ、講師の須藤先生より出発前レクチャー。

まずは最初の観察スポット・小菅沢へ。

渡渉もしながら観察地へ向かいます。

沢の奥へと進みます。

枕状溶岩の露頭。
須藤先生の説明を熱心に聞く参加者の皆さん。

付近には巨大な枕状溶岩がゴロゴロと。

観察を終え、次の観察地へ。

水中自破砕溶岩の説明。

ここでは枕状溶岩・緑色凝灰岩の岩石標本採取。

よく見ると様々な色や模様の石があります。

次の観察地・悪沢へ向かいます。

ここでは結晶片岩の観察をしました。

岩石図鑑用の石を探します。

続いて和田へ移動して、
ゼノリス(捕獲岩)の観察。

暗い沢筋に日差しが差し込み、
露頭が光輝いて見えました。

最後はVCに戻り、中川川の河原へ。

ここではトーナル岩を観察。
その他、ホルンフェルスや大理石も。

トーナル岩は神奈川の「県の石」にも選定されています。

屋外での観察を終えて、
VC館内にて岩石図鑑作り。

観察地で採取した岩石を貼り付けていきます。
これは有孔虫の化石の入った石を磨いているところ。

図鑑作りを終え、丹沢の成り立ちなどのレクチャー。

皆さんとても興味深そうに
お話に聞き入っていました。

完成した「実物岩石図鑑」
参加された皆さん、講師の須藤先生、
1日お疲れさまでした!


2025年11月11日火曜日

【登山・自然情報】 檜洞丸 11月5日

 11月5日水曜日に紅葉の様子を見に檜洞丸に登ってきました。

この日は神奈川県警松田警察署山岳救助隊と合同パトロールを兼ねた山行でした。

山中の紅葉は最盛期を迎えていました。登った当日は曇りがちな天気でしたが、それでも綺麗だと感じたので、晴れた日に登ったら感動してしまいそうです。

~松田警察署のお知らせから抜粋~

登山道には一見して危険箇所はありませんでしたが、今年の檜洞丸では11件の山岳遭難事故が発生しています。

 

松田警察署山岳救助隊技能指導官からは、

 

「迷ったかな、登山道にしては踏み跡もなく険しすぎるぞ」などと思ったときは間違いなく迷っています。そのようなときは、そのまま突き進まずに道標のある地点まで引き返し、落ち着いて軌道修正してください。

また、「今日は体調が悪いな、でもせっかく来たのだから登って帰ろう」などと思ったときも、間違いなく身体が危険信号を出しています。命を最優先して、このような日は登ることを諦めていただき、体調を整えてから次の機会に登山を楽しみましょう。

「油断せず、賢明な判断で登山をお願いします。」

 

と注意喚起がありました。

 

現在、西丹沢の紅葉の状態は、最盛期の様相となっています。

皆さんの笑顔の下山をお待ちしています。



檜洞丸から犬越路方面

更新された木道

檜洞丸山頂直下からの同角山稜と石棚山稜


蛭ヶ岳山荘

尊仏山荘

アトリ

石棚山

黄色の紅葉



紅葉したシロヤシオ


キッコウハグマ



リンドウ


ススキもいい感じでした