2025年12月20日土曜日

【登山・自然情報】城ヶ尾山~大界木山~モロクボ沢ノ頭~畦ヶ丸~善六ノタワ~西丹沢VC 12月16日

12月16日(火)に城ヶ尾山~大界木山~モロクボ沢ノ頭~畦ヶ丸を歩いてきました。先月に引き続き、神奈川県警松田警察署山岳救助隊との合同パトロールを兼ねて情報収集へと行ってきました。

今回歩いた甲相国境尾根は丹沢山地の最西部に位置しており、神奈川県と山梨県の県境をなす稜線。複数のピークや峠を経ながら進む本格的な稜線歩きが楽しめます。12月になると落葉が終わった冬枯れの風景へと変わり、骨格が露になった稜線の樹林越しからは、周辺の山々や綺麗な青空を眺めながらの山歩きが楽しめます。

今回のコースは城ヶ尾峠を起点に、城ヶ尾山(1,199m)→大界木山(1,240m)→モロクボ沢ノ頭(1,190m)→畦ヶ丸(1,292m)といった主要ピークをつなぎ、西丹沢VCへ。冬でも踏み跡は比較的明瞭ですが、落ち葉がたまっている箇所や霜柱や雪などの影響で滑りやすくなる場合もあるため、軽アイゼンやチェーンスパイクなどの滑り止めは携行していったほうが安心です。

 冬の登山は日照時間が短くなるほか、天候の変わりやすさなどにも十分な注意を払いましょう。ヘッドランプ、予備バッテリー、行動食、水、防寒・防風装備などは必携です。計画的なタイムマネジメントで登山計画を立て、十分な装備で安全登山を心掛けましょう。


まずは林道歩きからスタート。

霜柱が立っていました。

水たまりにも氷が張っています。

城ヶ尾峠に到着。

城ヶ尾峠にはベンチがあります。

こちらは城ヶ尾山(1,199m)の山頂。

登山道は落ち葉で埋め尽くされていました。

木々の枝越しに御正体山が見えます。

ここは浦安峠との分岐点。

時の流れを感じさせる道標。

登ったり、

下ったりを繰り返します。

大界木山(1,246m)山頂。

次の目的地・モロクボ沢ノ頭までは1.1km。

落ち葉で木の根など路面が見えにくくなっています。
滑ったり、躓かないように注意して歩きましょう。

モロクボ沢ノ頭まで0.7km道標地点。
雰囲気のある大岩がありました。

痩せ尾根。

鎖場は足元が滑りやすいので注意です。

モロクボ沢ノ頭に到着。
ベンチがあります。

モロクボ沢ノ頭。
白石峠方面と畦ヶ丸方面への三叉路になっています。

この先も痩せ尾根やアップダウンが続きます。

ゴジュウカラの群れがお食事中でした。

細かなアップダウンを繰り返し、畦ヶ丸避難小屋に到着。

畦ヶ丸避難小屋。
きれいに利用されていました。

畦ヶ丸山頂(1292m)へ到着。

畦ヶ丸の山頂にはベンチが3つ。

ここから先も細かいアップダウン。

この日は風もほとんど吹かず、気持ちの良い山行となりました。

善六ノタワ。

ミヤマシキミの赤い実がついていました。

本棚分岐の木橋に倒木あり。
注意して通行しましょう。

小滝。

途中にあるベンチには「おつかれ山」。

西沢・第1堰堤付近。
ゴールまでもう少し。

西丹沢公園橋。
橋を渡れば西丹沢VCに到着です。
お疲れさまでした!