2024年12月17日火曜日

【イベント報告】登山教室・山岳事故検証講座 12月15日

 12月15日(日)に山岳事故検証講座「そのとき何が起きたのか。」が開催されました。当日は天候にも恵まれ、無事に終了いたしました。

講師には神奈川県警松田警察署山岳救助隊の相田警部補にお越しいただき、参加者の皆さんと一緒に檜洞丸を歩いてきました。

今回は西丹沢VCを出発してツツジ新道から檜洞丸の山頂までを往復するコース。このコースは過去に死亡事故などが多発した場所でもあります。道中は相田警部補より、過去に実際事故が発生した場所にて事故発生時の状況や原因、防止策などを解説していただきました。日没間際までの講座となりましたが、山岳救助隊から直々に聞くレクチャーは充実した内容だったかと思います。

また、当日は西丹沢安全登山協力会にもご協力いただき、参加者の皆さんが安全に楽しく登山ができるようサポートをしていただきました。

今年度は西丹沢での山岳事故発生件数は減少していますが、全国的にはまだ多くの事故が発生しています。

無理をしないで引き返す勇気、自身に見合った無理のない登山計画にて安全登山を心がけましょう。


先ずは西丹沢エリアでの山岳事故についてお話しいただきました

登山開始前に準備体操

檜洞丸へ山頂に向け出発

登山の際のアドバイスを交えながら進みます

ゴーラ沢出合にて渡渉中

ゴーラ沢出合を過ぎると…

ひたすら登りが…

続きます

稜線付近の様子
山頂までもう少し!

無事に山頂へ
お天気も良く、山頂直下からの眺めは最高でした

山頂で昼休憩を終え、下山しながら過去の事例をもとに解説開始

皆さん熱心にお話を聞いています

実際の事故発生現場では

実際どんな状況で

どんなことが起きたのか

事故を防ぐための対策とは
遭難した際に発見されやすい行動とは

山岳救助隊・相田警部補より
細かく解説していただきました

檜洞丸山頂にて
参加者、相田警部補、西丹沢安全登山協力会の皆さんと

松田警察署山岳救助隊 相田警部補
お忙しいなか、一日ご対応いただきありがとうございました。




2024年12月10日火曜日

【登山・自然情報】尺里峠~高松山~ビリ堂~高松山入口 12月5日

 12月5日(木)に高松山まで行ってきました。この日は雲が多く、残念ながら山頂からの富士山は拝めませんでしたが、登山道はふかふかの落ち葉で埋め尽くされ、この季節ならではの山歩きが楽しめました。紅葉は見頃は過ぎていましたが、場所によりまだ赤や黄色の美しいコントラストを楽しめるところもありました。


今回は尺里峠から山歩きスタートです。

各方面への行き先を記した道標。

お堂に上がるとイチョウの葉で埋め尽くされていました。

尺里峠には第六天が祀られています。

少し歩くと「富士見台」。この日は富士山雲隠れ。

また少し歩くと「桜平」。
春には大島桜がきれいな場所です。

さらに進むと「真弓ヶ丘」。
その名のとおり、マユミの木が沢山ありました。


マユミの実をほおばるメジロさん。

さらに進むと植林帯の緩やかな登り。

キッコウハグマの閉鎖花。

こちらはミツマタの群生地。

今回は男坂を歩きました。

山頂直下。階段を登れば山頂です。

高松山山頂に到着。
ベンチもあり広くて気持ちよい山頂です。

箱根山地が一望できます。

陽の光に照らされ、ススキがキラキラしていました。

山頂道標。

カタバミがひっそりと咲いていました。

山頂からビリ堂方面へ向かいます。

この辺りは登山道が洗堀されていて道がわかりづらくなっていました。

ピンクテープを確認して進みましょう。

植林帯を抜けると間もなくビリ堂に到着。

紅葉もまだところどころで楽しめました。

この時期、落ち葉の下には浮石や木の根が隠れています。
歩く際には注意しましょう。

登山道と林道の交錯箇所。
「ハイキングコース」と書かれた看板を目印に進みましょう。

この辺りは案内板が設置されていました。
この先を進むと新東名工事エリアとなります。

ハイキングコースマップが掲示されています。

ここから先は新東名工事現場のすぐ脇を通行します。

鉄管パイプで組まれた通路を登り下りします。
滑りやすいので注意しましょう。

工事現場横のフヨウが陽に照らされて綺麗でした。

道路に出てきました。今回はこの先の「高松山入口」がゴール。
この周辺は工事車両が通るため、注意して通行しましょう。