イベント当日はお天気もよく、丹沢湖周辺の紅葉もちょうど見頃を迎えていました。この地学教室は、西丹沢の各ポイントを講師の須藤さん(神奈川地学会)の解説をまじえながら、参加者の皆さんと一緒に歩き、現地で実際の岩石を見て・触って・採取する。そして採取した岩石で実物岩石図鑑を作成する体験型イベントとなっています。
今回も枕状溶岩をはじめ、丹沢の成り立ちの根拠となる岩石など、参加者の皆さんと一緒に楽しく観察してきました。
また、昨年に引き続き山北町の共催イベントとして、山北町職員の方にも沢山のご協力をいただき、無事に開催することができました。
| VCスタッフ、講師の須藤先生より出発前レクチャー。 |
| まずは最初の観察スポット・小菅沢へ。 |
| 渡渉もしながら観察地へ向かいます。 |
| 沢の奥へと進みます。 |
| 枕状溶岩の露頭。 須藤先生の説明を熱心に聞く参加者の皆さん。 |
| 付近には巨大な枕状溶岩がゴロゴロと。 |
| 観察を終え、次の観察地へ。 |
| 水中自破砕溶岩の説明。 |
| ここでは枕状溶岩・緑色凝灰岩の岩石標本採取。 |
| よく見ると様々な色や模様の石があります。 |
| 次の観察地・悪沢へ向かいます。 |
| ここでは結晶片岩の観察をしました。 |
| 岩石図鑑用の石を探します。 |
| 続いて和田へ移動して、 ゼノリス(捕獲岩)の観察。 |
| 暗い沢筋に日差しが差し込み、 露頭が光輝いて見えました。 |
| 最後はVCに戻り、中川川の河原へ。 |
| ここではトーナル岩を観察。 その他、ホルンフェルスや大理石も。 |
| トーナル岩は神奈川の「県の石」にも選定されています。 |
| 屋外での観察を終えて、 VC館内にて岩石図鑑作り。 |
| 観察地で採取した岩石を貼り付けていきます。 これは有孔虫の化石の入った石を磨いているところ。 |
| 図鑑作りを終え、丹沢の成り立ちなどのレクチャー。 |
| 皆さんとても興味深そうに お話に聞き入っていました。 |
| 完成した「実物岩石図鑑」 参加された皆さん、講師の須藤先生、 1日お疲れさまでした! |