2013年11月25日月曜日

11月25日 石棚山稜は道迷いしやすい登山道です

 檜洞丸から石棚山を通り箒沢公園橋に至る石棚山稜の登山コースは道迷いしやすい登山道です。
 11月22日に確認したところ登りでは2ヶ所、下りでは4ヶ所、迷いやすいなと感じたところがありました。
 日没が早い今の時期、下りの際に道に迷うと暗くなりとても危険です。また、落ち葉が道を隠し、道を見失いやすくなるだけでなく、大変滑りやすくなっています。
 『石棚山稜は登りで使った方がいいですよ』と一年中言っていますが、特に今の時期は登りで使うことをおすすめします。

ピンク色や水色のテープが樹木に巻かれているところ
写真の真ん中が登山道のように見えませんか
 
 
 色のついたテープやリボンは必ずしも登山道を示しているとは限りません。林業、測量、工事などのために付けられていると思われるものも多数あります。何のために付けられているのか考えながら登山することをおすすめします。
 写真の場所では多くの人が道を間違えるためか登山道ではないところが登山道のように落ち葉がなくなっていました。逆に登山道は下の写真のようになっていました。
 
落ち葉を敷き詰めた滑り台のような登山道
この角度で見ると登山道に見えますが横から見るとわかりづらいです
 
 
 落ち葉があると滑りやすいだけでなく、落ち葉の下にあるものを隠してしまいます。小石や枝などが隠れていることもあります。足首をひねったり転倒しないように慎重に歩いてください。
 
 迷ったかなと思ったら休憩して心を落ち着かせてから地図やGPSで現在位置や地形を確認し自信のある場所まで戻ってください。