2025年3月18日火曜日

【登山・自然情報】玄倉~小川谷出合~雨山橋~ユーシンロッジ(往復) 3月13日

 3月13日(木)に玄倉からユーシンロッジまでを往復してきました。気温も高く一気に春めいたお天気となり、林道脇でもチラホラと春を知らせる花たちが顔を覗かせていました。

また、この日は湿度も高かったせいか堆積した落ち葉の下からはヤマビルが目を覚ましていました。これからの季節、高温多湿な条件が揃うとヤマビルは活発に活動しますので対策を忘れずにしましょう。

※ユーシンロッジまでの通行について、徒歩の通行については規制が解除されましたが、県営玄倉林道および玄倉治山運搬路については法面の岩盤崩落等に伴う復旧作業を引き続き行っています。通行する際は落石や崩落、倒木等に十分注意して通行して下さい。また安全管理のため、予告なく閉鎖することがあります。実際の閉鎖状況については、現地の看板をご確認ください。

小川谷出合を過ぎて少し歩くとゲートが見えてきます。
車両(自転車も含む)通行止めです。

タチツボスミレ。
春の訪れを感じますね。

ツチグリ。

林道脇にムカゴネコノメが咲いていました。

ヤマルリソウも咲き始めていました。

落ち葉の隙間からフデリンドウ(蕾)が顔を覗かせていました。

可憐に咲くミスミソウ。

眠りから目覚めてしまったようです。

新青崩隧道。
隧道内は照明がないためトンネル内は真っ暗。
通行するにはライト必携です。

7号隧道。ゲートは閉じていますが徒歩での通行は可能です。

隙間からベニシュスランが顔を覗かせていました。

この道標を左(大石山方面)に進むとユーシンロッジ。

ユーシンロッジは閉鎖中。(トイレも使用不可)

ユーシンロッジ看板。時の流れを感じます。

ユーシンロッジ前の広場。

丹沢湖畔のミツマタもだいぶ咲き始めていました。
 
こちらも丹沢湖畔のフサザクラ。




































2025年3月5日水曜日

【登山・自然情報】浅瀬入口~滝壺橋~ミツバ岳~権現山~浅瀬入口 2月27日

 2月27日(木)に丹沢湖・浅瀬入口からスタートし、ミツバ岳、権現山を歩いてきました。この日は小春日和の青空が広がるお天気でしたが、花粉が舞っているのか少しかすんだような空でした。今年のミツマタはまだ開花一歩手前といったところでしたが、日当たりの良い場所にある株では少しづつ開花し始めているようでした。今後のお天気などにもよりますが、見頃は3月中旬以降となりそうです。

この季節になると多くの登山者が訪れるミツバ岳ですが、登山路には落ち葉で踏み跡が不明瞭なところもあるため、道迷いなどには十分注意しましょう。また、傾斜の急な箇所もありますので注意が必要です。(傾斜のある滑りやすい斜面ではチェーンスパイクなどがあると便利です)


浅瀬入口から登山口のある滝壺橋までは道路を進みます。
大型の工事車両が多く往来するため道路にはみ出さず歩きましょう。

丹沢湖沿いをしばらく進むと滝壺橋に到着。

いきなり急な斜面となりますので注意しましょう。

ほとんどの株が開花まではもう少しといったところ。

日当たりの良いところでは咲き始めている花もありました。

何度か現れる傾斜がきつく滑りやすい斜面。
特に下りの際は注意して歩きましょう。

もう少しでミツバ岳の山頂です。

ようやく山頂に到着。

山頂付近の様子。

木々の隙間からは富士山が見えました。

山頂周辺も開花まではもう少しといったところ。

ミツバ岳を後にし、権現山へ向かいます。

植林帯では伐採された杉が横たわっていました。

ひょっこり顔を出していたフデリンドウの蕾。

権現山へと続く美しい尾根筋。

落ち葉で踏み跡が見えません。

権現山山頂に到着。

山頂f道標でパチリ。

こちらでも木々の隙間から富士山が。






山頂には各方面への案内が設置されています。
地図とあわせてきちんと確認してから進みましょう。

権現山~浅瀬入口のルートは中上級者向けです。
特に下りで通行する際は注意。

かなり急な斜面となります。
落ち葉で滑りやすいため十分に注意して通行しましょう。
途中、また咲き始めたミツマタをまた発見。

オニシバリの花が咲いていました。

水力発電の施設が見えたら登山口まであと少し。

何回か鹿柵をくぐります。

浅瀬入口へと続く斜面も急な階段となります。

タチツボスミレ。

ようやく浅瀬入口に戻ってきました。
お疲れさまでした。



2025年1月11日土曜日

【登山・自然情報】犬越路~小笄~大笄~ヤタ尾根分岐~ヤタ尾根 1月9日

 1月9日(木)に犬越路から小笄・大笄を経てヤタ尾根まで歩いてきました。青空の広がる冬晴れでしたが、稜線上は強風が吹きつけていました。小笄~大笄区間の連続する鎖場ではところどころ凍っている箇所もあり通行の際は注意が必要です。また登山道には霜柱が立ち、稜線の日当たりが良いところでは霜が解けて泥濘となり滑りやすくなっていました。

稜線上からは丹沢山塊をはじめ富士山や北アルプス、南アルプスの山々まで望むことができ、空気が澄みきった冬ならではの美しい景色が楽しめました。

この時期は積雪がなくとも凍った木段や、霜が溶けて泥寧となった登山道は滑りやすくなりますので、チェーンスパイクなどの滑り止めを携行しましょう。また、稜線上などの風が吹き抜ける場所では急激に体温が奪われることもあるため、相応な防寒対策が必要です。


犬越路避難小屋

室内やトイレもきれいに使用されていました

階段も場所により凍っていて滑りやすくなっていました

霜柱

犬越路から熊笹ノ峰方向へ

朝はまだ雲がかかっていました

小笄に続く稜線

小笄~大笄区間は鎖場が連続します

集中し、安全に通行しましょう

絶景が続きます

雲が取れてきて富士山が姿を現しました

ヤタ尾根分岐に到着

ヤタ尾根分岐のベンチ
素晴らしい眺めです

ヤタ尾根
稜線直下付近は美しい尾根

ヤタ尾根分岐~神ノ川まではコースタイムで約2時間ほど
時間に余裕をもって通行しましょう

ヤタ尾根は急な傾斜が続きます
落ち葉で登山道の木の根や石が見えずらいため注意!