2024年5月4日土曜日

【イベント報告】登山ガイドによる自然体験SPプログラム「ロープワーク」 4月27日

 4月27日(土)に登山ガイドによる自然体験SPプログラム「ロープワーク教室」が開催されました。

講師は西丹沢ビジターセンターではおなじみの登山ガイド・里見さん。今回は初心者向けに目的別にロープの結び方をレクチャーしていただきました。ロープワークは繰り返し練習することが習得する秘訣。

今後もミニ登山教室として、5/25(土)と9/7(土)に「登山に役立つロープワーク」を予定しています。初めての方もそうでない方もご興味のある方はお気軽にご参加ください。


展示室のモニターを使ってレクチャーが始まりました

最初は皆さん四苦八苦しながら結び目を作っていました

用途に応じた様々な結び方を学べます

何度も反復して皆さん熱心に結び方を覚えていました

午後はセンターを飛び出し屋外にてレクチャー

実際の状況に近いシチュエーションでロープワークをレクチャー

講師も生徒も真剣な表情

皆さん教室終了後も熱心に質問されていました。


2024年4月26日金曜日

【登山・自然情報】犬越路~小笄エリア 4月23日

4月23日(火)に、犬越路~小笄区間を散策したときの様子です。今回もあいにくの曇り空で景色を望むことはできませんでした。しかし霧に包まれた幻想的な雰囲気のなか、登山道脇に咲く様々な種類のスミレや霧の向こうから聞こえるアオバトの鳴き声やシジュウカラ、ヤマガラ、ヒガラなどが観察できました。また、登山道上にかかる倒木を2か所で確認。通行する際はご注意ください。その他道標やベンチ等の人工構造物の破損等は確認できませんでした。

令和6年6月末頃までの予定で用木沢公園橋の橋梁工事を行っています。用木沢出合~犬越路区間の登山道については工期中通行止めとなっていますので通行できません。ご注意ください。


エイザンスミレ

マルバスミレ

アセビとシジュウカラ

アブラチャン

稜線の北側斜面ではフキノトウが観察できました

犬越路まで0.5km道標

展望はありませんが美しい稜線歩きでした

雨露をまとったマメザクラ

稜線上ではアセビが見頃でした

このエリアは特別保護地区となります

スゲの仲間

犬越路から檜洞丸方向に1.0kmほどの箇所に倒木がありました

犬越路まで0.5km道標付近にも倒木がありました

スマイリーさんはこの日も笑顔が素敵でした

崩落個所。ロープを越えると危険です!
注意して通行しましょう

犬越路~用木沢出合区間は通行止めとなっています。

犬越路避難小屋の様子①

犬越路避難小屋の様子②

犬越路避難小屋(外観)
室内、トイレともにきれいに利用されていました。



2024年4月11日木曜日

【イベント報告】登山ガイドと行く「西沢・春の花めぐり滝めぐり」4月11日

4月7日(日) 登山ガイドと行く「西沢・春の花めぐり滝めぐり」が開催されました。

ガイドしていただくのは登山ガイドの里見さん。当ビジターセンターで地学のイベントやロープワークの教室も実施するガイドさんです。


ビジターセンターに集合して、滝めぐりの概要を説明してから地学にも詳しい里見さんならではの丹沢の成り立ちの解説からスタート。


ビジターセンターに展示してある岩石標本は丹沢の成り立ちに関わる岩石なので説明と実物がリンクして非常に勉強になります。勉強が終わったらさっそく滝へむけてスタートです!!

中川川の右岸ではミツバツツジも咲き始めていて、花の観察もできそうな予感です。


滝へ登っていく道中、草花の説明に加えて登山道の歩き方のワンポイントレッスンもあり登山初心者の方でも安心して歩いていけます。


草花を観察しながら歩いていくと、本棚の滝に到着しました。間近で見る滝は大迫力ですね。


滝を見た後はお昼ご飯を食べてビジターセンターに戻ります。
5月5日にも滝めぐりツアーが予定されていますので、花も滝も見てみたい!と思ったらぜひご参加ください。
今回見つけた花や鳥昆虫の写真です。

























2024年3月31日日曜日

【登山・自然情報】箒沢公園橋~板小屋沢ノ頭~ヤブ沢ノ頭~石棚山~西丹沢県民の森 3月31日

  3月28日(木)に、箒沢公園橋から石棚山稜を石棚山まで登り、西丹沢県民の森へと歩いてきました。

この日は午後から雨との予報でしたが、午前中から小雨が降りだし、標高900m付近から上では深い霧に覆われました。稜線に上がると風も出てきて、急激に気温が低下してきました。展望はありませんでしたが、幻想的なぶな林の中を、石棚山まであがりました。

帰りは、西丹沢県民の森への分岐から西丹沢県民の森へと下りました。下りはじめは広い尾根で荒れており踏み跡が不明瞭ですが、ピンクテープの目印を追っていくと、やがて尾根がやせてきて、ルートが明瞭になってきます。

県民の森は‘’大正の森‘’経由で下りましたが、杉の落ち葉が厚くつもり、ルートが不明瞭になっていますので、確認しながら下ってください。尚、県民の森の公衆トイレは使用可能でした。

西丹沢県民の森は、玄倉からも軽めの丁度よいハイキングコースになりますので、足慣らしに行かれてはいかがでしょうか。

※石棚山稜の分岐から西丹沢県民の森までの登山道は、
県が管理する自然公園歩道ではありませんので十分注意して通行下さい。


箒沢公園橋を渡って板小屋沢の橋を渡ってスタートです。

板小屋沢沿いの登山道は崩落個所があるので注意して通過下さい。

ツチグリを見つけました。

稜線上のぶな林を通過していきます。

石棚山山頂あいにく展望はありません。

西丹沢県民の森の“大正の森”へと続く道


西丹沢県民の森の東屋

ヤマネコノメソウの群落

切り株の上でさえずるミソサザイ