2024年10月20日日曜日

【イベント報告】自然体験SPプログラム・登山ガイドと行く「西沢花めぐり滝めぐり」 10月13日

 10月13日(日)に登山ガイドの里見さんがアテンドする「西沢花めぐり滝めぐり」イベントが開催されました。

春の同イベントに続き、今回も西沢を散策しながら秋の山野草と滝をめぐるお散歩へ。この時期に人気のイワシャジンやダイモンジソウも観察でき、参加された皆さんも楽しまれている様子でした。


西丹沢公園橋を渡り、スタートです

里見ガイドの解説が随所にはいります

堰堤脇の急な階段はキツイ!

秋の木漏れ日を感じながら、、、

アキノキリンソウ

ホトトギス

見過ごしてしまいそうな小さなお花も見逃しません

ミズヒキ

里見ガイドのマシンガン解説が止まりません

渡渉箇所ではガイドがしっかりとサポート

シロヨメナ

何か咲いていないかなぁ

ホトトギスとマルハナバチ

里見さん、何か見つけたようです!?

本棚に到着

イワシャジンも見頃です

気持ちよさそうに泳ぐヤマメたち

シラヒゲソウも見頃でした

やはりこの時期の一番人気はダイモンジソウ☆


2024年10月18日金曜日

【登山・自然情報】用木沢出合~白石峠~畦ヶ丸~西沢 10月10日

 10月10日(木)に用木沢出合から白石峠へ登り、モロクボ沢ノ頭を経由して畦ヶ丸まで歩き、西沢を通って西丹沢ビジターセンターへ下山するコースで歩いてきました。

用木沢出合から白石峠までの区間は渡渉箇所に木橋もあり足を濡らすことなく歩くことができました。この区間は大理石をはじめいろいろな岩石が見られます。また、この日はヤマドリを見ることができました。

白石峠についてからモロクボ沢ノ頭の甲相国境尾根はブナ林が広がり、気持ちよい登山道です。シロヤシオの木も見られました。シロヤシオのシーズンは檜洞丸に意識が向かいがちですが、来年は甲相国境尾根の方も気にかけていこうと思いました。

モロクボ沢ノ頭から畦ヶ丸方面へ向かうと花崗岩が崩れた白い砂利の道が目立ち始めます。畦ヶ丸の避難小屋は来年の3月まで工事関係者の宿泊場所になる模様です。畦ヶ丸から西丹沢ビジターセンターへの道も特に問題なく歩くことができ、秋の花をたくさん見ることができました。

気になる紅葉の進み具合ですが、この時点では稜線上もまだ青葉のところが多く、場所により色づき始めてきた程度でした。


用木沢出合から林道を歩いて登山口に到着

この付近では大理石が多く見られます

ピントが残念ですがヤマドリが見られました

白石峠直下、稜線まで階段が続きます

ブナの林が続きます

アキノキリンソウ

イワシャジン

ツリバナ

ムラサキアブラシメジモドキ

ネジバナ

ダイモンジソウ

畦ヶ丸山頂

畦ヶ丸避難小屋の中
※一部工事関係者の宿泊場所になっていました。

2024年10月9日水曜日

【イベント報告】ミニ自然教室「秋の花観察会」 10月5日

 10月5日(土)、朝から小雨降るお天気でしたが定期イベントの「秋の花観察会」が開催されました。この季節になるとビジターセンター周辺でも多くの山野草たちを見ることとができます。今年は花の開花が少し遅れているようですが、今回も季節の花たちを観察することができました。

先ずは館内にて、この季節に咲く山野草の解説を講師の大津さんの軽妙なトークでお話ししていただきました。その後はビジターセンターを出て、西沢の第2堰堤付近までを散策し、みんなでお花探しへ。この日はあいにくの雨でしたが、こんな天気だからこそのゲストたちも出迎えてくれました。


早速、館内でのスライドショースタートです。

丹沢で見られる季節の山野草についての解説。
講師の大津さんは丹沢周辺の山野草を知り尽くしています。

スライドショー後、西沢散策へ。

早速なにか発見したようです。

木橋を渡ってその先へ。

この日はたくさんのカエルくんたちに会えました。
これはアズマヒキガエル。

また何か見つけたようです。

杉の葉に隠れていました。
こちらはヤマアカガエル。

アキノキリンソウ。

イワシャジン。

クマノミズキ。
花の軸が赤くなり、まるでサンゴのようです。

クモキリソウの葉。

シロヨメナ。

ダイモンジソウは蕾でした。

フユノハナワラビ。



【イベント報告】秦野・西丹沢VC連続地学教室「丹沢の岩石図鑑作り」~WEST編~

 9月29日(日)に秦野ビジターセンターと西丹沢ビジターセンターでの連続地学教室「丹沢の岩石図鑑作り」~WEST編~が開催されました。昨年に引き続き今年も両ビジターセンターでの連続開催イベントとなりました。イベント当日は曇り空のお天気でしたが、途中で雨が降ることもなく無事に河原へ岩石探しに行くことができました。

参加者の方からはかなりマニアックな質問が出ていましたが、講師の須藤先生がさらっと解説しているところなど、豊富な知識はさすがでした。須藤先生の地学に対する熱い思いの伝わる講義に参加者の皆さんも大変満足されている様子でした。


丹沢はどのようにして生まれたのか?

貴重な岩石に触れられるのもこの教室ならでは。

優しい口調で分かりやすい説明の須藤先生。

座学の後は河原で岩石探し。

講師も混じって宝探し。

化石の入った岩石を磨きます。

磨いた岩石をルーペで見ると…。

各自で拾い集めた岩石で実物図鑑を作成。

台紙に貼り付け、岩石図鑑の完成です。