稜線は風があり、山の上では気温が上がりませんでした。
西側でも上部では雪がべったりと残る
雪に覆われた檜洞丸の山頂は、15~20センチ程度の積雪です。
雪が多いのは、標高1050メートルの展望園地から1350メートルのベンチにかけての区間です。朝は固く凍っていますが、吹き溜まりではひざの上まで潜ることもあります。
しっかり爪のある滑り止めがないと、歩行は困難です。特に朝は固く凍りついている場合があるため、滑り止めは早めの装着を心がけてください。ゴーラ沢出合で着けることをお勧めします。
檜洞丸から犬越路方面は、べったりと雪がついています。今日は霧氷が登山道上に積もり、それがサラサラと流れるため危険でした。足元を踏み固めるのがしにくいので、鎖や梯子、岩場の通過は最大限に慎重にしてください。
標高や日当たりで雪質が変化するため、歩きにくいです。時間も余計にかかり、コースタイムの1.5倍くらいかかる人もいます。決して無理をせず、途中で引き返すことも計画に入れておいてください。
一昨日は雲の中、3センチ程度の積雪がありました。真っ白な新雪は晴れたら強烈に眩しいです。防寒だけでなく、サングラスも忘れないでください。